ニュースレター『みま森』第2号を発行

お盆の帰省で、新温泉町にやや人口が増えた時である8月14日に、いのちをつむぐ会のニュースレターである『みま森』の第2号を新聞折込いたしました。

皆さん、読んでいただけたでしょうか。

この度は元養護教諭である鎌田美由紀先生が執筆してくださった健康特集号です。

自身の養護教諭としての経験に、海外の論文など最新のデータを取り込んだものであり、環境分野の専門家の先生から「風力発電についての日本のトップランナーの記事になる」というお墨付きをいただきました。

そうなのです。

それだけ海外における風力発電の認識から、日本は大きく遅れているのです。

ヨーロッパでは住宅から風車へは10キロの距離を取ることがスタンダード化されてきているようですが、今回の計画ではなんと500メートルの至近距離に建てるとのこと。

オーストラリアでは昨年末に低周波の健康被害が裁判で立証されましたが、日本ではたくさんの係争がある中で、風車と健康被害の因果が認められるにはまだまだです。

欧米では人の住まない場所にめがけて作るそうですが、今回は村をなんと至近距離に挟み込むという正気かと疑うような事業計画地です。

私個人としましては、自然再生エネルギーはとても素晴らしいことだと思います。

とはいえこの新温泉町風力発電事業には賛成することができません。

なぜならこの風力発電の環境アセスメントの結果を待つまでもなく、この計画地ではどうやってもその住宅から風車への安全な距離をとるということが不可能であるからです。

この豊かな自然を破壊することなく、すでに切り開かれた場所に設置すること。

人体への健康被害のリスクを鑑み、住宅と風車間とにたっぷりと距離をとること。

ここは、それが満たせる場所ではないのです。

いのちをつむぐ会は、

県知事へとお願いのお手紙を書いて送りました。

県の環境評価室の室長へもお手紙を送りました。

町長へと嘆願書を提出致しました。

次は町の議会へとアクションを起こす予定です。

少しづつではあっても、町の皆さんへこの事業のことが広まってきている手ごたえがあって、とても嬉しい今日この頃。

どうか皆さん、お力をお貸しください。

「風力発電問題」~真実はどこにある?

風力発電への期待は大きく、希望に溢れて見えます。 脱原発、さらには地球温暖化防止への脱炭素(脱火発)を正当理由に掲げ、その動きは加速しています。 地球に優しいクリーンなイメージも固定化しています。 しかし、風力発電の現実は、そうとも言い切れない部分があります。 なぜこれほど多くの反対が起きているのでしょう。 風力発電を悪にはしたくないですが、問題から目をそむけていてはならないはずです。

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